報道発表

デビッド・ナバロ国連食料安全保障危機ハイレベル・タスクフォース調整官兼国連インフルエンザ対策上級調整官の来日

平成21年10月23日
  1. 10月25日(日曜日)から28日(水曜日)にかけてデビッド・ナバロ(Dr. David Nabarro)国連食料安全保障危機ハイレベル・タスクフォース調整官兼国連インフルエンザ対策上級調整官が来日します。
  2. ナバロ調整官は、農業、食料に関する国連機関、世界銀行、世界貿易機関(WTO)等の長から構成される国連食料安全保障危機ハイレベル・タスクフォース(UNHTLF)調整官及び世界保健機関(WHO)、国際獣疫事務局(OIE)、国連児童基金(UNICEF)等13の国際機関の活動を調整する組織である国連インフルエンザ対策調整官組織(UNSIC)の上級調整官として、福山哲郎外務副大臣、吉良州司外務大臣政務官を表敬し、世界の食料安全保障の現状やハイレベル・タスクフォースの役割及び今後の活動、また途上国における新型インフルエンザ対策等について意見交換を行う予定です。
  3. 今回の来日を通じ、国連食料安全保障危機ハイレベル・タスクフォース(UNHTLF)及び国連インフルエンザ対策調整官組織(UNSIC)と日本政府との協力関係が一層強化されることが期待されます。

(参考)

  1. 国連食料安全保障危機ハイレベル・タスクフォース(UNHTLF)概要
  2. 食料価格高騰やそれに伴う暴動の発生が世界的課題となった2008年4月に潘基文国連事務総長により設立された。国連食糧農業機関(FAO)・国連世界食糧計画(WFP)等の国連機関、世界銀行、世界貿易機関(WTO)等の長から構成される。

  1. 国連インフルエンザ対策調整官組織(UNSIC)概要
  2. 鳥インフルエンザによる被害が急速に拡大した2005年9月に設立。世界保健機関(WHO)、国連食糧農業機関(FAO)、国際獣疫事務局(OIE)、国連児童基金(UNICEF)等13の国際機関の活動を調整し、途上国のニーズ調査、ドナーによる支援状況の報告のとりまとめ等を通じて、国際機関による新型インフルエンザ対策においてリーダーシップを発揮している。

     

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