報道発表

岡田外務大臣によるリー・シェンロン・シンガポール首相表敬

平成21年10月7日

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 本7日、午後6時頃より約30分間、岡田外務大臣は実務訪問賓客として訪日中のリー・シェンロン首相を帝国ホテルにて表敬訪問したところ、概要以下のとおりです。

  1. 冒頭、岡田大臣より、「新たに外相に就任したところ今後宜しくお願いしたい」旨述べたのに対し、リー首相より、「これまでも何度か意見交換をさせて頂いているが、今後外相としてのご活躍を期待している」旨述べました。
  2. 次に、岡田大臣が先般参加した日・メコン外相会議を紹介した。その際、ミャンマー問題についても話題となり、双方は来年の総選挙が国際社会に認知される形で実施されることが重要である点につき一致しました。
  3. また、岡田大臣より「東アジア共同体の実現を遠くの目標としつつ、開かれた形での地域協力を出来るところからやっていくことが大事である」旨述べたのに対し、リー首相からは、「ASEAN+3、ASEAN+6(EAS)、APECといった既存の枠組を基礎にして、開かれた形で地域協力を発展させていくことが重要である」旨述べました。
  4. さらに、APECについては、本年から来年にかけて議長がシンガポールから日本に引き継がれることから、G20の結果も踏まえて、世界の自由貿易体制の確保に向けて両国が協力していくことが重要であることにつき一致しました。
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