報道発表

パプアニューギニアにおけるコレラ等感染症被害に対する緊急援助

平成21年10月2日
  1. 我が国政府は、パプアニューギニア独立国(PNG)でのコレラ等感染症の発生による被害を受け、本2日(金曜日)、同国政府に対し、約800万円相当の緊急援助物資(点滴剤、経口補水液、消毒剤、浄水剤、薬用石けん、漂白剤、噴霧器、水溶器等)を供与することを決定しました。
  2. PNGでは、9月上旬以降、同国北部モロベ州において、コレラ及び伝染性の強い細菌性赤痢、季節性インフルエンザが、州内各地で短期間に集中的に発生し、約半月の間でその数が急速に増加しています。PNG保健省によると、9月25日(金)現在、死者が124名及び伝染病の感染が疑われている患者が6,475名確認されており、今後も感染者の数が拡大されることが予想されています。
  3. 我が国としては、同国政府の要請を踏まえ、今回の伝染病による被災者に対する人道的見地および我が国とPNGとの友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしました。

 

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