報道発表

日ブルネイ外相会談(概要)

平成21年1月20日

(写真)

  1. 1月20日、17時40分から約20分間、来日中のモハメッド・ボルキア・ブルネイ外務貿易大臣と中曽根外務大臣は、日ブルネイ租税協定の署名を行った後、ブルネイ外相会談を行いました。
  2. 二国間関係に関して、中曽根外相より、2008年7月に日ブルネイ経済連携協定が発効したことに加え、今回日ブルネイ租税協定が署名され、両国の経済関係が更に強化されることを歓迎する旨、また本年は日ブルネイ外交関係樹立25周年であり、日ブルネイ間の友好関係が更に強化されることを期待する旨述べました。これに対し、モハメッド・ボルキア外相より、協定発効の協力への感謝の意が表明されるとともに、外交関係樹立25周年を機に両国関係が更に盛り上がることを期待する旨表明されました。
  3. 金融危機に関して、中曽根外相より、ASEANを中核とする東アジア地域協力の場で、共通の認識を持つ諸国が金融危機に対して迅速な対応をとることが重要である旨述べ、これに対してモハメッド・ボルキア外相より、日本とASEAN諸国が協力して危機に立ち向かうべきである旨述べました。
  4. 国際場裡における協力に関し、中曽根外相より、国連安保理非常任理事国選挙における支持や安保理改革への支持について謝意を表明し、今後更に国際社会のために積極的に貢献したい旨述べ、モハメッド・ボルキア外相は日本の国連安保理常任理事国入りとその役割を支持する旨表明しました。
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