
アフガニスタン・イスラム共和国における洪水災害に対する緊急援助について
平成18年11月20日
- 我が国政府は、11月20日(月曜日)、洪水災害が発生したアフガニスタン・イスラム共和国政府に対して、約2千万円(テント、毛布、スリーピング・マット、プラスチックシート)を供与することを決定した。
- アフガニスタンでは、同国南部及び西部で集中豪雨が発生した結果、16日から、遊牧民の多い平野である同国西部バドギス県ムルガブ郡及びゴルマチ郡において洪水が発生した。19日現在(現地時間)、死者55名強、行方不明者約100名、避難者約5万名、3,500の家屋の破壊、約50万頭の家畜の死亡が報告されている。これを受けて、18日及び19日、国連及びハビブラ・ムルガビ・アフガニスタン政府緊急災害対策委員会委員長それぞれが、国際社会に対して緊急人道援助を要請した。
- 我が国としては、今回の災害による被災者に対する人道支援の観点及び我が国とアフガニスタンとの友好関係にかんがみ、同国に対して緊急援助を行うこととしたものである。