インドネシア・ジャワ島中部における地震災害に対する日本の支援
平成18年5月28日
- 5月28日、我が国政府は、5月27日午前のジャワ島中部における大規模地震により被害に見舞われたインドネシア共和国に対して、総額1千万ドル(11億1千万円)の無償資金協力の実施、約2千万円相当の緊急物資援助の提供、及び25名からなる緊急援助隊医療チームの派遣を決定した。
- 無償資金協力として、具体的には、被災民向けの物資購入等に必要な緊急無償をインドネシア政府及び関係国際機関に対して、それぞれ実施する。また、現地の被災状況やニーズを把握した上で、被災民居住地域の復旧・復興のための施設等の修復・建設を目的とした災害復興支援無償を実施する。
- 約2千万円相当の緊急物資援助は、テント、浄水器、発電機、プラスチックシート、毛布、スリーピング・マット及び簡易水槽等からなり、29日に発送予定で調整中である。
- 25名の緊急援助隊医療チームは、団長の外務省職員(1名)をはじめ、医師4名、看護士7名、薬剤師1名等から構成され、29日朝派遣される。
- わが国としては、今回の災害による被災者に対する支援の必要性及びわが国とインドネシア共和国の友好関係に鑑み、同国に対して今般の支援を行うこととしたものである。