
フィリピン共和国レイテ島における大規模地滑りに対する緊急援助について
平成18年2月19日
- 我が国政府は、2月19日(日曜日)、大規模地滑り災害を受けたフィリピン共和国に対し、約2500万円の緊急援助物資(テント、毛布、プラスチックシート、スリーピングマット、ポリタンク、浄水器、簡易水槽、発電機)を供与することを決定した。
- フィリピン共和国レイテ島南部では、今月に入り2週間以上に亘り、豪雨が続き、17日朝、南レイテ州セント・バーナード市では大規模な地滑りが発生した。19日時点のフィリピン当局の発表によれば、死者56名、行方不明者1400名以上となっている。
- 我が国は17日朝の同災害発生直後より同国政府に対し、救助や援助物資支援の供与を含め、必要とされる支援を検討する用意がある旨累次に亘り、伝達してきていた。今般、同国政府より要請があったことを踏まえ、我が国としては、今般の被災者に対する人道的観点、及び同国との長年の友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うものである。
- 我が国としては、引き続き、現地の被害状況やフィリピン政府からの要請等を踏まえ、今後とも適切な支援を検討する用意がある。