
パキスタン等大地震
(パキスタンにおける地震被災に対する無償支援の実施について)
平成17年10月11日
- 10月8日(土曜日)12時50分(日本時間)、パキスタンのイスラマバード市北東約90キロメートル地点を震源とする大規模地震(マグニチュード7.6)が発生し、死者、負傷者共に数万人以上に上っている。
- わが国は、今回の地震に関し、被害状況が悪化している現状にもかんがみ、11日(水曜日)、わが国政府として、被災民の救援のために2000万米ドル(21億4千万円)の無償支援の実施を決定した。
- パキスタン政府からは既に、テント、毛布、食料、医薬品等の供与が要請されている。わが国としては、こうした要請を踏まえ、刻一刻と変化する現地のニーズを見極めつつ、本件無償資金協力に関する具体的な支援内容を確定させていく。
(参考)我が国のこれまでの主な対応
(1)緊急援助隊の派遣
9日(日曜日)、国際緊急援助隊・救助チーム、10日(月曜日)に同医療チームをパキスタンに派遣した。
(2)緊急援助物資の提供
10日(月曜日)、約2500万円相当の緊急援助物資(テント等)の供与を決定。
(3)政府要人の派遣
10日(月曜日)、谷川外務副大臣を、政府関係者との意見交換、被災状況視察のために、パキスタンに派遣。