中南米
米州機構(OAS)第46回総会
令和3年9月29日
1 概要
2016年6月13日~15日、ドミニカ共和国サントドミンゴ市において第46回米州機構(OAS)総会が開催されました。開会式では、メディーナ・ドミニカ共和国大統領及びアルマグロOAS事務総長が基調演説を行い、総会にはケリー米国務長官を含むOAS加盟国32か国の外相等が出席しました。常任オブザーバー国である日本からは、淵上在ドミニカ共和国大使らが出席しました。
2 今次総会の主な議論
- (1)今次会合は、「米州の持続的開発に向けた制度強化」を基調テーマとし、サントドミンゴ宣言や先住民の権利に関する宣言等計32の決議を採択しました。
- (2)また、ベネズエラ情勢や先住民の権利擁護、フォークランド(マルビナス)諸島問題等さまざまな議論が行われたほか、米州司法委員会、外部監査委員会等のOAS関連機関の選挙が実施されました。
3 その他
加盟国、OAS事務総長、事務次長及び常任オブザーバー国の対話セッションが開催され、我が国代表から、日本のOASへの貢献等に関するスピーチを行いました。