談話

平成25年4月16日
  1.  4月15日(現地時間同日),首都バグダッドを含むイラク各地で複数の連続テロが発生し,多数の死傷者が出ていることに,強い衝撃と憤りを覚えます。我が国は,亡くなられた方々及び御遺族に心から哀悼の意を表します。

  2.  テロはいかなる理由においても正当化できず,我が国は,罪のない人々を無差別に標的にする残虐なテロ行為を改めて断固として非難します。

  3.  我が国は,イラク政府及びイラク国民が,このような卑劣なテロに屈することなく,更なる国民和解と政治・民主化プロセスの進展を通じて,国内の諸課題を解決していくことを期待するとともに,このようなイラク政府及びイラク国民の努力を引き続き支援していきます。

【参考】イラクにおける自爆テロ発生
 報道等によれば,4月15日朝,バグダッド(空港道路を含む),トズ・ハルマート,キルクーク,ティクリート,サーマッラー,ヒッラ,ナーシリーヤ,バアクーバで合計30件以上のテロが連続して発生。これまでに,少なくとも50名が死亡,300名が負傷。


談話へ戻る