談話

平成25年12月16日
1 我が国は、12月12日に(1)コンゴ民主共和国(コンゴ(民))政府、(2)「3月23日運動」(M23)、(3)大湖地域国際会議議長(ウガンダ大統領)及び南部アフリカ共同体(SADC)議長(マラウイ大統領)のそれぞれが、M23のコンゴ(民)政府に対する戦闘行為終了に関する宣言を発出したことを歓迎します。

2 我が国は、右宣言がコンゴ(民)東部及び地域における平和の定着に向けた重要な一歩であると評価します。我が国は,2月24日にアディス・アベバで関係者間で署名された「コンゴ(民)及び地域のための平和・安全・協力枠組み」の実施に向け、コンゴ(民)政府、近隣国、国連及び地域機関の協力が進展することを期待します。また,我が国は,この動きを受け,コンゴ(民)の各種武装勢力が武装解除することを期待します。

3 「平和の定着」は我が国の対コンゴ(民)援助政策の重点分野の一つです。我が国は,コンゴ(民)の持続的な平和に向け,警察の能力強化や社会サービスへのアクセス向上に関する支援を継続して行っていきます。

 【参考】3月23日運動(M23)「3月23日運動」(M23)は,コンゴ(民)政府軍から離脱した反政府勢力。2012年4月からコンゴ(民)政府と戦闘行為を続けていた。2013年11月5日に戦闘行為の終了を宣言。

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