外務省を知るためのイベント
平成25年度「子ども霞が関見学デー」開催報告
見学プログラム
1.「外国の外交官と語ろう!」 (8月7日(水曜日)11:00~,於:国際会議室)
外国の外交官から直接出身国のお話しを聞いたり,質問することにより,海外や世界情勢に触れる機会を持っていただこうと開催しました。往復ハガキによる事前登録制で,61組170名の方々からご応募いただき,その中から抽選により21組52名の方に参加いただきました。
「外国の外交官」は,キルギス大使館のチムール・チョンムルノフ書記官,ドイツ大使館のデニース・ヘンゼル書記官のお二人にお越いただきました。最初はチョンムルノフ書記官に, パワーポイントや写真を使いながら,キルギス共和国についてお話ししていただきました。キルギスは「中央アジアのスイス」と呼ばれているそうで,参加者はキルギスの美しい山々の写真を見て「なるほど!」と思わず納得していました。遊牧民が暮らす「組み立て式住居」のお話しも興味深いようでした。ドイツのヘンゼル書記官からは,クイズ形式でドイツのことを教えていただきました。「有名なドイツの車は何ですか?」「はい!」「はーい!!」参加者の皆さんのほとんどが元気よく手を挙げてくれました。「ベンツ!」「フォルクスワーゲン!」「BMW!」はい,みなさん正解です。当たった人は,ヘンゼル書記官から素敵なプレゼントがもらえました。
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【キルギス大使館のチョンムルノフ書記官】
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【ドイツ大使館のヘンゼル書記官】
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【記念撮影「はい並んでくださーい!」】
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【はい,チーズ!】
以下,「外国の外交官と語ろう!」に参加された方のアンケート回答の一部を紹介します。
- 写真がたくさん用意されていて良かった。
- キルギスはたくさん山があってすごいなあと思った。ドイツのことがクイズで分かった。
- 外交官を3人にした方が良いと思う。理由は,もっとたくさんの国のことを知りたいから。
- キルギスのお話しを今度はいとこと一緒に聞きたいです。
- ドイツの外交官が楽しかった。キルギスもとても興味深かった。
- このような企画は私たち子どもにとってとてもためになるので,ずっと続けてほしい。
- 参加できとても良かった。子どもたちの目が今以上に外に向いてくれれば良いと思う。
- もっと時間を増やしてもらいたい。
- ドイツ大使館の方のプレゼンが,子ども親にも分かりやすくて良かった。
- 対話形式で,もっと複数の国の方々との交流が望ましい。言語は日本語でなくても良いのでは?
- 夏休み以外でもこのようなイベントをやってほしい。
2.「日本を知ろう!外国を知ろう!」(若林大臣政務官出席) (8月7日(水曜日)15:00~,於:国際会議室)
8月7日(水曜日)15時からの「日本を知ろう!外国を知ろう!」には,先着順で63名の方に参加いただきました。前半は,外務省の仕事や世界事情を説明するクイズを行いました。「まず,最初の問題です。世界にはいくつの国があるでしょうか?」「2問目です。日本の在外公館が置かれている国の数はいくつでしょうか?」他に外国に関する質問もでましたが,参加者の皆さんの正解率はかなり高かったですよ。さっきの2問ですが,皆さんはお分かりになりましたか?答えが気になる方は,ぜひ「キッズ外務省ホームページ」を見てみて下さいね。
後半の部では,若林健太大臣政務官が挨拶しました。世界にはたくさんの国と地域があって,異なった文化で暮らしており,それぞれの文化を理解しあうことが世界平和に繋がることや,国際社会における日本の役割などについてお話ししました。参加者の皆さん,うなずきながら聞いてらっしゃいました。最後には,若林政務官と参加者の皆さんとで記念撮影をしました。
以下,8月7日(水曜日)15時からの「日本を知ろう!世界を知ろう!」に参加された方のアンケート回答の一部を紹介します。
- 若林政務官のお話は,子どもにも印象に残ったようです。
- クイズはとても面白く勉強になった。せっかく政務官がいらっしゃったので,質問する時間などいただけたら良かったなあと思った。
- 政務官との記念写真は宝物になります。ありがとうございまいした。3年連続参加してます。
- クイズは難易度もちょうどよく,こどもたちもとても楽しめた。
- 世界と日本のくらしの違いなどに関するクイズも入れてほしい。
- クイズは中学生には少し簡単だった。小学生,中学生と分けてみてはどうだろうか?
- 世界のことに興味を持つよいきっかけになったと思う。
- 段取りが良くなかった。時間配分をもう少し検討した方が良いと思う。
3.「日本を知ろう!外国を知ろう!」 (8月8日(水曜日)11:00~,15:00~,於:国際会議室)
8月8日(木曜日)11時からの「日本を知ろう!外国を知ろう!」には,先着順で63名の方,15時からの回には,先着で73名の方に参加いただきました。2日目の「日本を知ろう!外交を知ろう!」は3部構成で,第1部では,国内広報室の渡邉首席事務官より,外務省の仕事について紹介しました。第2部では,外務省の仕事や世界事情を説明するクイズを行いました。渡邉首席のお話の中には,いくつかクイズのヒントが出てきましたが,参加者の皆さん気がつかれたでしょうか?「外交官だけが持っているパスポートの色は何色でしょう?」「外務省の女性職員の割合は?」などのクイズが出ましたが,答えが気になる方は,外務省やわらかツイートをのぞいてみてくださいね。最後の第3部では,外交官への自由質問のコーナーが設けられました。「どうしたら英語が上達しますか?」「将来外交官になりたいんですが,今のうちにやっておくべきことは何ですか?」など,参加者のお子様方はもとより,保護者の方々からも熱心に色々な質問を受けました。もし,このイベントがきっかけとなり,将来本当に外交官になる人が出てきたら,このイベントは大成功です。
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【渡邉首席による外務省の紹介】
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【クイズが始まったよ!】
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【クイズの司会をつとめるインターン生の星野さん】
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【「外交官のお仕事で大変なことは何ですか?」】
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【「子どもの頃得意だったことは何ですか?」】
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【「何でも聞いて下さいね!」】
以下,8月8日(木曜日)11時及び15時からの「日本を知ろう!世界を知ろう!」に参加された方のアンケート回答の一部を紹介します。
- 具体的なお仕事のエピソードにより,仕事の内容をイメージしやすくなって良かった。
- 小学校の低学年にはことばが難しく,良い話なのにもったいないです。
- クイズでは多数の子どもが手を挙げていたが,指されていない子どもがいる中で,何度も当てられている子どもが複数いた。もう少し工夫してもらいたい。
- クイズとても良かったです。質問コーナーも子ども達はにぎやかでしたね。貴重なひとときをありがとうございました。
- 外交官の話を直接伺う機会を持てたのは,大変有意義だった。(複数回答あり)
- 小学2年生のわが子が,外交官という仕事に興味を持つきっかけとなったかと思う。
- 海外にいたころ「日本の大使館員は態度が悪い」などど言われていたので,外務省のイメージは悪かったが,皆さん頑張っている様子だったので,印象が変わった。
- 世間話のように気軽に外交官にたずねられる雰囲気が,子どもにはウケて良かったです!
- 内気なわが子はなかなか話しかけられないので,せっかくの外務省員の方のお話しを共有できる形で聞かせていただけると,もっとありがたいと感じた。
- 外交官の経験談などを伺えると具体的で,子ども達にも分かりやすいと思います。クイズ形式もとても良かったです。よい学びとなりました。
- これからも何回もこのような企画をお願いしたい。(複数回答あり)
- またくるよ。がいこうかんになりたいです。
以上,2日間ありがとうございました!来年もまた来て下さい!