記者会見
北村外務報道官会見記録
(令和7年12月10日(水曜日)15時45分 於:本省会見室)
冒頭発言
日・フィリピン国交正常化70周年及び日・シンガポール外交関係樹立60周年
【北村外務報道官】冒頭、私(外務報道官)の方からフィリピンとシンガポールとの外交関係について、一言申し上げたいと思います。
来年2026年、日本とフィリピンは外交正常化70周年、日本とシンガポールは外交関係樹立60周年を迎えます。この節目を記念したロゴマークをそれぞれ公募の上、両国政府で協力して選出いたしましたので、この場を借りて紹介させていただきます。
まず、フィリピンとの記念ロゴマークは、日本のしめ縄やフィリピンのアバカ(マニラ麻)ロープに見立てた縄が、継続的で真に強い関係へと歩みを進めているという意味が込められています。また、このロゴマークには、両国の国旗の色、日本国旗の日章、そして、フィリピン国旗の太陽と3つの星が含まれています。
シンガポールとの記念ロゴマークは、「Co-Imagine, Co-Create, Co-evolve/共想、共働、共進」というテーマがもとになっています。円形のデザインと動的なフォントの「60」という数字を用いて両国の協力が生み出すインパクトを表現し、デザインに両国を象徴するモチーフと両国の国旗に使用されている赤と白の色彩を用いることで、両国のパートナーシップを表現しています。
詳細は、この後公表されますので、ご覧いただきたいと思いますが、年間を通じて、様々な記念行事が計画されておりまして、フィリピン・シンガポールとの両国関係の進化に向け、周年行事を盛り上げていきたいと考えています。

