記者会見
北村外務報道官会見記録
(令和7年11月5日(水曜日)15時44分 於:本省会見室)
冒頭発言
「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」の公式ロゴマーク
【北村外務報道官】私のほうから、冒頭、一つご紹介させていただきます。「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」の公式ロゴマークについての発表です。
まず、この「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」について、簡単にご紹介しますと、この事業は平和構築の現場で活躍できる日本および各国の文民専門家の育成を目的として、平成19年度(2007年度)に外務省が開始しました。
国際機関での勤務を目指す方々に必要な知識やスキルを教授し、ポスト獲得を支援することを目的としており、これまで、日本人だけですと、約360名以上の修了生を輩出をし、国際機関の第一線で活躍されています。
この事業には初級コースと中級コースの二つがあるのですが、初級コースの「プライマリー・コース」と申しますが、その研修員24名が昨日、大西外務大臣政務官へ表敬をされたところです。
今般、この事業、広島大学と協力しているところですが、広島大学等との協力のもと、公式ロゴマークを決定いたしました。(ロゴマークを紹介しつつ。)このマークですけれども、全54の応募作品から選ばれまして、デザインされたのは福岡県在住の谷川弘記(たにかわ ひろき)さんです。外務省のホームページでも公表しておりますので、確認いただければと思います。今回、公募に参加された全ての方々に感謝申し上げます。
この事業ですが、令和9年度(2027年度)には開始から20周年を迎えます。外務省としては、今後も平和構築・開発分野の人材育成に引き続き取り組んでまいります。

