記者会見
北村外務報道官会見記録
(令和6年11月6日(水曜日)15時15分 於:本省会見室)
冒頭発言
北朝鮮部隊のロシア派遣に関する外相声明
【北村外務報道官】冒頭、私(北村外務報道官)から、1点ございます。
日本時間の昨夜、北朝鮮による部隊のロシアへの派遣につきまして、G7、及びオーストラリア、韓国、ニュージーランドが同志国として重大な懸念を表明する旨の外相声明を発出したところです。
声明においては、北朝鮮が、ロシアのウクライナ侵略戦争を直接支援することは、欧州及びインド太平洋の平和と安全に、深刻な結果をもたらすと指摘しています。また、露朝間の軍事協力の拡大を、最も強い言葉で非難するとしています。
今後とも、関連する安保理決議の完全な履行や、ウクライナにおける一日も早い、公正かつ永続的な平和の実現に向け、G7を始めとする国際社会と、緊密に連携して取り組んでいく考えです。
私(北村外務報道官)からは、以上です。
米国大統領選挙
【NHK 谷井記者】米国の大統領選挙の関係でお伺いいたします。激戦州と言われてきましたノースカロライナですとかジョージア州で、トランプ候補が勝利確実とされており、米国の報道機関の中には、トランプ氏の当選の可能性が高まっているといったような報道をしているところもあります。こうした開票状況について、政府として、どのように御覧になっているのか、受け止めをお願いいたします。
【北村外務報道官】米国の大統領選挙ですけれども、引き続き、今、御指摘のとおり、開票作業が継続していると承知しています。政府としては、これまでも繰り返し、官房長官、あるいは外務大臣からお答えしていますとおり、その推移、あるいは、あり得べき影響につきまして、非常に高い関心を持って注視しているところです。ただ、その上で、他国の内政に関することですので、コメントは差し控えさせていただきます。