記者会見

小林外務報道官会見記録

(令和6年5月29日(水曜日)15時45分 於:本省会見室)

ウクライナの平和に関するサミット

【毎日新聞 小田中記者】ウクライナに関する、スイスで行われます平和サミットの関係で二つお伺いします。一点ずつお伺いします。まず、一点目ですが、ゼレンスキー・ウクライナ大統領が、この平和サミットに関して、米中首脳の参加を求める声明を発出されました。日本政府として、この声明等について立場ありましたらお伺いできますでしょうか。

【小林外務報道官】まず、26日、ゼレンスキー大統領が、国民向けのビデオメッセージの中で、バイデン米大統領と習近平(しゅう・きんぺい)主席に対して、スイスでの「ウクライナの平和に関するサミット」に参加するよう求めたと承知しています。
 このサミットにつきましては、公正かつ永続的な平和の実現に向けたウクライナ取組を、国際社会が支持する姿を示すために、重要な会議であると認識しています。我が国としても、グローバル・サウスを含む各国の参加を得て、各国と連携しながら、しっかりと取り組んでいきたいと考えています。

【毎日新聞 小田中記者】関連してお伺いします。一部、今、ご回答をいただいたところはあるんですけれども、参加国が、参加する国のありようについてお伺いします。日本政府としては、参加するクラス、どのような方が参加するかは別にしてですが、このサミットに対して参加意向であるのかという点、その点、まずお伺いします。
 もう一点は、今おっしゃったように、グローバル・サウス含め、このサミットに対して、参加するかどうかは、かなり中立的であるという報道等もあるんですけれども、日本として、他国に対しても含めてですが、この会議を成功というか、きちんとしていくためには、どのような対応をとっていくのか、外交的な対応が、もしありましたら、お尋ねできますでしょうか。

【小林外務報道官】今申し上げたところに尽きる部分もございますけれども、繰り返しになりますが、重要な会議であると認識していますので、我が国としても、グローバル・サウスを含む各国の参加を得て、連携しながら取り組んでいきたいと思っています。
 具体的な外交的な取組につきましては、申し訳ありませんけれども、ここでは外交上のやり取りになりますので、お答えは差し控えます。
 日本政府ですが、現時点で出席者については決まっておりません。

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