記者会見

北村外務報道官会見記録

(令和8年8月26日(水曜日)16時28分 於:本省会見室)

冒頭発言

マイナポータル・旅券申請画面のリニューアル

 【北村外務報道官】久しぶりの会見となります。私の方から1点ございます。 旅券のオンライン申請についてです。旅券の話題ということで、今日はまた、「パスポくん」に来てもらっています。
 昨日、8月25日になりますが、デジタル庁から新しい「マイナアプリ」をリリースしたという発表がありました。これにより、マイナポータルのパスポート申請画面、これもリニューアルをしました。新しい申請画面では、申請者が質問に答えることでプロセスが進行していくなど、操作が分かりやすくなっており、よりスムーズにパスポートの申請ができるようになったと考えております。
 また、今回のリニューアルにより、主に二つの点が改善されています。
 まず、これまでマイナポータルからのパスポート申請については、実物のマイナンバーカードが必要でしたけれども、iPhoneをお持ちの申請者の方は、iPhoneの中のウォレットに搭載したマイナンバーカード、これを利用することにより、別途、実物のマイナンバーカードがなくても申請をしていただくことが可能となりました。
 二点目としては、国外在住の在留邦人の方々で、国外転出者向けマイナンバーカードをお持ちの方は、マイナポータルからオンラインで同じように旅券を申請できるようになりました。
 先月、7月1日から、旅券の手数料が大幅に引き下げられ、多くの皆さまに旅券申請をいただいています。今般のマイナアプリのリニューアルにより、さらに多くの皆さまに旅券を取得いただき、海外渡航を通じて世界各国各地の魅力を知っていただけるよう期待をしております。
 私からは以上です。

質疑応答

国連の定例会見(7月17日)における国連副報道官による皇室典範改正に関するコメント

 【読売新聞 後藤記者】国連の女性差別撤廃委員会が、2024年に日本の皇室典範について、男女平等の保障を求めて改正を勧告していますけれども、これに関連して、7月17日に、国連の事務総長副報道官が、全ての国に対して、「あらゆる地位や職業において女性の権利向上につながる包摂的な政策を奨励する」という事務総長の見解を記者会見で示しておられます。先週末も、女性差別撤廃委員会のバンダナ・ラナ委員が共同通信の取材で、皇室典範について、女性を従属的な立場に置く家父長的規範に基づいていると批判しているんですけども、これに関して、日本政府の見解を教えていただけますでしょうか。 

 【北村外務報道官】まず二点目、先週の方からですけれども、御指摘の女子差別撤廃委員会のバンダナ・ラナ委員、この方の発言に係る報道は承知をしておりますけれども、女子差別撤廃委員会の一委員に関する発言、その逐一についてコメントすることは差し控えさせていただきます。
 その上で、最初の点ですが、国連の定例会見、ここでは我が国の皇室典範の改正に関して、今、御質問にありましたように、2024年の女子差別撤廃委員会の勧告に触れながら、国連事務総長のコメントを求める質問があったと承知しております。
 これに対して、答えた国連事務総長副報道官は、次のように発言をしております。「国連事務総長は、単に全ての国に対し、あらゆる人生の歩みにおいて、また、あらゆる雇用の形態において、女性が力を発揮できる包摂的な政策を採用することを推奨している」。このように発言をしております。これは、国連事務総長の女性活躍推進に関する一般論としての見解を紹介したものでございまして、政府としては、御指摘の会見において、国連が皇室典範の改正について、何らかの評価を行ったものではないと認識をしているところです。
 そして、女性の活躍推進、これについて申し上げますと、これはこれまで何度も政府から説明をさせていただいておりますが、我が国においても、女性活躍の推進、男女共同参画社会の実現、これは全ての人が生きがいを感じられる、そして個性と多様性が尊重される社会を実現する、そのために極めて重要であると考えており、これは政府の揺るぎない方針です。今後も適切に対応してまいります。

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