記者会見

河野外務大臣臨時会見記録

(平成30年10月31日(水曜日)9時40分 於:本省中央玄関ホール)

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冒頭発言

【河野外務大臣】今朝9時15分ぐらいからおよそ20分ぐらいでしょうか。韓国の康京和(カン・ギョンファ)長官と電話で話をいたしました。昨日の韓国の大法院の判決を受けまして1965年の国交回復以来の日韓関係の基盤となっているこの日韓の基本条約,そして請求権協定という両国のいわば関係の一番の法的基盤が非常に根本から損なわれたということを日本としては非常に重くみているということを伝えると同時に,韓国政府に対してしっかりとした毅然とした対応をとるように求めました。先方は,今韓国政府内でこの問題について協議を開始したということでございますので,韓国政府の対応方針が決定されるのを待ちたいというふうに思います。私からは以上です。

質疑応答

【記者】韓国政府として今対応を協議中ということですけれども,具体的にどのような選択肢があるかとか,そういった踏み込んだ話まではされたのでしょうか。

【河野外務大臣】中身についてこれ以上申し上げることはいたしませんが,韓国政府としては,事の重大性に鑑み,速やかに毅然とした,しっかりとした対応をとっていただきたいというふうに思います。

【記者】対応の時期とか,その辺についてはお話ありましたでしょうか。

【河野外務大臣】速やかに対応して下さるというふうに期待をしております。

【記者】康京和長官からそういう発言があったという認識でよろしいでしょうか。

【河野外務大臣】長官から政府内で対応を協議しているという話がございました。

【記者】昨日韓国の報道官もですね,日韓が知恵を出し合っていかなければいけないというふうな事を言っていました。アジア大洋州局に特別チームを設置されたと思うのですけれども,どういう方向が一番いいというふうに大臣はお考えでしょうか。

【河野外務大臣】韓国側に韓日関係に影響を及ぼさないようにというような御発言が先方から,報道官でしたかありましたので,これは一番の法的基盤ですから,これが損なわれれば韓日関係,日韓関係に影響が出ないことはありませんということは今朝申し上げました。日本として,韓国政府が基本条約あるいは請求権協定に則って,日本の国民,企業に不当な不利益を及ぼすことがないような毅然とした対応をとって下さるというふうに期待したいと思います。

【記者】国際司法裁判所にこのケースを持っていくということについては,今回は話合いというか,何か議論はあったのでしょうか。

【河野外務大臣】韓国政府が今対応を協議しているところでございますので,それをしっかりと待ちたいと思います。

【記者】原告側の弁護士がですね,新日鉄住金の株式などの資産について強制執行の可能性があるという指摘をしました。受け止めをお願いします。

【河野外務大臣】韓国政府が対応を協議しているということですので,それを待ちたいと思います。

【記者】慰安婦問題についても,一部報道で,先日の次官の来日の際に解散が通告されたという報道がありましたけれども,事実関係は。

【河野外務大臣】誤報です。

【記者】言われていないということでしょうか。

【河野外務大臣】ありません。

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