記者会見
河野外務大臣臨時会見記録
(平成30年3月20日(火曜日)17時16分 於:本省中央玄関ホール)
質疑応答
【記者】4月1日から米韓合同軍事演習が始まりますが,受け止めと非核化に向けてどのような影響があるかお聞かせください。
【河野外務大臣】4月1日から机上演習である「キー・リゾルブ」と実動演習である「フォール・イーグル」が行われるというふうに発表があったと思います。この米韓の合同演習は日米あるいは日米韓の防衛協力と並んで抑止力を構成する大きな要素だと思っておりますので,地域の平和と安全に資するものだというふうに思っております。北朝鮮と韓国の首脳会談あるいは米朝の首脳会談というのが今後開催される見込みでありますが,国際社会が北朝鮮が非核化にコミットすると言葉で言うだけでなく,具体的な行動をとるということを求めております。北朝鮮が具体的な行動をしっかりととるまで,経済制裁あるいはこうした軍事演習というものはきちんと行われるべきだというふうに思っております。
【記者】明日のラヴロフ大臣との会談が予定されていますけれども,目指す成果を教えて頂けますか。
【河野外務大臣】総理が5月にも訪露という予定をしておりますので,そこに向けて外相間でしっかりと詰められるものを詰めていきたいと思います。