記者会見

【丸山外務報道官】9月30日から10月1日まで，東京のお台場センタープロムナード（シンボルプロムナード公園内）において，グローバルフェスタJAPAN2017が開催されます。
　グローバルフェスタJAPANは，国際協力の現状や必要性などについての理解を深めてもらうことを目的として，外務省，国際協力機構（JICA）及び特定非営利活動法人国際協力NGOセンター（JANIC）が共催している国内最大級の国際協力イベントです。本年で27回目の開催となります。264の国際協力に携わる団体による展示，活動報告，各国料理のフードコーナーを始め，多数のステージイベント等を通じて，国際協力に触れることができます。
　本年のテーマは『Find your Piece!～見つけよう，わたしたちにできること～』として，2030年までの達成を国際的に目指している“持続可能な開発目標（SDGs）”に掲げられた“世界を変えるための17の目標”について紹介するとともに，この目標を「他人ごと」ではなく「自分ごと」として捉えていただくための内容を多数採り入れて実施いたします。
　メインステージプログラムでは，SDGsのプロモーション動画を作成されたグローバル・シンガーソングライターのピコ太郎さん，お笑いコンビのオリエンタルラジオさんなど，多数のゲストも登場します。また，岡本三成外務大臣政務官及び堀井巌外務大臣政務官が登壇して，国際協力やSDGsをわかりやすく発信します。

【丸山外務報道官】10月4日，都内にて，民間ボランティア団体による東日本大震災復興支援イベント「スープ・ド・ポアソンの会」の開催が予定されております。外務省からも出席し，冒頭挨拶を行う予定です。
　このイベントでは，本年5月に国連食糧農業機関（FAO）の日本担当親善大使に任命された中村勝宏シェフが，被災地の食材を使い，南フランスの料理である「スープ・ド・ポアソン」を調理します。このメニューは従来は廃棄されていた魚のあらを使用するなど，食材を余すことなく活用して調理されるものであり，フードロス削減に向けた啓発にも資するものとなっています。
　また，このイベントでは，帝国ホテル東京のシェフパティシエによる福島産果物を使ったフルーツケーキのお披露目も予定されています。本年5月に訪日したFAO事務局長が「現時点で福島産品の安全性を懸念する必要はない」と述べたことを踏まえ，外務省として，安全・安心かつ食べて美味しいメニューや商品を積極的に国際発信し,福島を始めとする被災地の復興を応援しています。

【読売新聞　後藤記者】明日，中国大使館主催の日中国交正常化45周年のレセプションがあると思うんですが，河野大臣は日本政府の代表として出席されて，ご挨拶をされるということでよろしいでしょうか。

【丸山外務報道官】河野大臣，ご出席されるとは聞いておりますけれども，レセプションの際には，通常，政府の関係者の方が出て，それぞれご挨拶をなさるのですが，それ以上のことについては情報を持っておりません。大臣がご出席されるとは聞いております。