記者会見

岸田外務大臣会見記録

(平成28年12月13日(火曜日)8時48分 於:官邸エントランスホール)

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日露首脳会談

【記者】まずは大詰め,まさに,あさってに開かれようとしている日露首脳会談に向けてなんですけれども,ぎりぎりの調整を続ける中で,外務次官級協議と決まっている調整協議等あるのでしょうか。また,大臣ご自身がラヴロフ外相とのですね,外相会談というのを会談と並行して行われることはあるのでしょうか。

【岸田外務大臣】明後日に迫りましたプーチン大統領の訪日ですが,今現在も準備に向けて精力的なやり取りを続けています。様々なレベルで準備・調整を続けておりますが,私(大臣)自身がラヴロフ外相と会うかなどですね,具体的な日程がまだ決まったとは承知をしておりません。日程についてもぎりぎりまで調整が続くものと思います。

【記者】大臣ご自身,山口の方に行かれてということで…。

【岸田外務大臣】山口は行きます。山口には総理と同行しまして,出向き,そしてプーチン大統領をお迎えさせていただきたいと思っております。

【記者】首脳会談に陪席というか,そういった形もあり得る…。

【岸田外務大臣】首脳会談には同席します。

日中韓サミット

【記者】日中韓サミットについてです。朴槿恵大統領に対する弾劾案が可決されまして,いろいろ正直難しくなる中,現在どういう状況にあるのでしょうか。

【岸田外務大臣】日中韓サミットにつきましては,我が国が議長国として年内開催に向けて調整をしてきました。しかし諸般の事情により,これを再調整し,来年のしかるべき時に日本で開催することといたしました。

【記者】その場合に,日本は今年議長国としての立場で調整をしてきて,来年以降どうなるか…。

【岸田外務大臣】引き続き,直近のサミットに向けては議長国として調整していくことになると考えております。

【記者】目途とする次期というものは…。

【岸田外務大臣】まだ具体的なものは決まっていません。中国,韓国とも,もちろん相談しながらいかなければなりませんが,来年のしかるべき時期に開催したいと思っております。

【記者】日中韓に関連してなんですけれども,当初から日中韓協力案件を話し合うものとして開催に向けて調整していたかと思うのですけれども,年内開催できなかったということの影響をどうお考えになりますか。

【岸田外務大臣】具体的な影響について,予断をもって申し上げるのは難しいと思います。日中韓の対話の枠組み,これは大変重要な枠組みであります。今回諸般の事情によって,年内開催は難しいということを判断いたしましたが,是非,できるだけ早く中国,韓国とも調整しながら,開催していきたいと考えております。

【記者】日中韓サミットの来年開催についてなんですけれども,中韓両国には既に通告というか,こちらから連絡はしていると…。

【岸田外務大臣】もちろん今の判断については,中韓とも緊密に連携をして意思疎通を図っております。

【記者】中韓両国からは,来年の日本開催について理解は得られているのでしょうか。

【岸田外務大臣】もちろんそういう方向で意思疎通を図っております。

日露首脳会談

【記者】昨日,総理はロシアとの交渉について,私の世代でこの問題を解決すると,そういう目標をおっしゃっていたのですが,この目標というのは大臣も共有されているのかというのと,あと具体的に私の世代というのはどの辺を指しているのかというのは,どう解釈されていますでしょうか。

【岸田外務大臣】私の世代で解決したい,要は北方領土問題,あるいは平和条約締結問題,71年間にわたって努力をしてきたわけですが,今日に至ってまだ解決できていない,大変難しい問題であると,そして,その難しい問題であるからして,一度の会議で解決できるような簡単な話ではないと,よって一歩一歩前進させていきたい,こういったことを私(大臣)も,総理も,今までも申し上げてきたことでありますが,私の世代で解決したいというのは,今申し上げた思いとも一致するのではないかと思います。一度の会議で解決するほど簡単な話ではないと。しかし,一歩一歩前進させたい。そういう思いが込められた発言ではないかと推察いたします。

【記者】具体的な年限とかではない…。

【岸田外務大臣】元島民の皆様方が高齢化されている,こういった状況を考えるときに自分たちの世代で努力をしたい,そういった思いは当然なのではないかと思います。

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