記者会見

岸田外務大臣臨時会見記録

(平成28年12月1日(木曜日)19時02分 於:都内)

質疑応答

【記者】今回の訪問,特にプーチン大統領との会談でしたり,ラヴロフ外相との会談でしたり,どういう考えで臨まれるのか,お考えをお聞かせください。

【岸田外務大臣】2週間後に迫りましたプーチン大統領の日本訪問の準備の一環として,準備の詰めの作業を行うべく,私として,外務大臣としては2回目となりますロシア訪問を行います。まず,サンクトペテルブルクにおいてプーチン大統領を表敬させていただき,大統領訪日の日本側の考えについて直接伝えさせていただきたいと思います。その後,モスクワに移動し,今年に入って3度目になりますが,ラヴロフ外相との間で日露外相会談を行いたいと思っています。平和条約締結問題を含む二国間関係を中心に議論を行い,大統領訪日の際の成果についてしっかりと確認を行う,こうした詰めの作業を行いたいと思っています。

【記者】総理の方から何か指示はあったのでしょうか。

【岸田外務大臣】総理の親書を持っていきます。総理とは,しっかり,直接考え方をすりあわせ,意思疎通を図ってきました。その上でこれから訪露したいと思っています。

【記者】すいません。総理の親書なんですが,どういった内容。。。

【岸田外務大臣】当然のことながら,親書の中身は申し上げられません。

【記者】プーチン大統領との間で,先ほど日本側の考えを直接伝えるというふうにお話しされました。具体的にはどのようなことを。

【岸田外務大臣】具体的なことは申し上げられません。

【記者】総理からでも,菅さんからでもいいのですが,何か言われたことはないですか。これからの訪露を控えて。。。

【岸田外務大臣】しっかり意思疎通を行いました。打ち合わせも行いました。内容は控えます。

【記者】何か言われたことは特にないのですか。

【岸田外務大臣】内容は控えます。意思疎通は図りました。

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