記者会見

岸田外務大臣会見記録

(平成28年1月12日(火曜日)8時31分 於:官邸エントランスホール)

英語版 (English)

冒頭発言

日米韓次官協議

【岸田外務大臣】今月16日土曜日,東京において日米韓次官協議を開催いたします。昨年4月の米国での開催以降,今回で2回目の協議となります。
 また,次官協議に先立って,13日水曜日,ソウルにおいて日米韓六者会合首席代表者会合を実施いたします。
 先般の北朝鮮による核実験を踏まえ,こうした一連の協議を通じて北朝鮮問題への対応等における日米韓3か国の緊密な協力を確認する考えです。

北朝鮮の核実験関連

【フジテレビ 藤田記者】こうした北朝鮮の核実験を受けての動きがいろいろ固まっているのですけれども,北朝鮮に最も影響力のある国の代表として中国とロシアがあると思うのですが,この両国との電話会談がまだ行われていないのはどうしてなのでしょうか。また,今後行う目途というのはついているのでしょうか。

【岸田外務大臣】中国,ロシアとの電話会談については調整中です。週末があり,そして国会日程もある中で,先方の都合もありますので,引き続き調整を続けたいと思います。

【フジテレビ 藤田記者】今,国連で制裁も含めた決議が採択されるためにいろいろ話し合いが行われているかと思うのですけれども,日本独自のそうした制裁を強化する用意はあるのでしょうか。

【岸田外務大臣】今後の対応につきましては,まず我が国が非常任理事国を務めている国連安保理を始めとして,関係国と連携し,国際社会が一致して,この問題に対応していくことが重要であると考え,努力を続けていきたいと思いますが,それとともに我が国としまして,独自の措置の検討を含めて,北朝鮮に対して毅然かつ断固たる対応を行っていきたいと考えております。北朝鮮の反応,あるいは国際社会の動き等を見ながら対応を考えていくことになると考えます。

【フジテレビ 藤田記者】ということは,順番をつけるわけではないとは思うのですけれども,国連の決議を見てから日本の動き方も考えるというようなことを考えていらっしゃるのでしょうか。

【岸田外務大臣】今,言ったように,国際社会と連携して行動していくこととあわせて,我が国の対応も考えていくということですが,いずれにせよ,北朝鮮の反応ですとか関係各国の動き,国際社会の反応,こういったものも見ながら考えていくことになると思います。今の段階ではまだ何も決まっていません。

安倍総理の訪露

【フジテレビ 藤田記者】週末に総理が,春にもロシアに訪問するということを示唆する発言をされたのですが,その前に外相会談というものは大体,首脳会談の前に日露外相会談,詰めの協議というものが行われるものと思うのですけれども,その調整というのはどのようになっているのでしょうか。

【岸田外務大臣】安倍総理とプーチン大統領の首脳間の対話については,継続をしていくということで一致をしております。様々な首脳会談の機会を模索していくことになるとは思いますが,今の段階では何も決まってはおりません。外相間の対話についても,政治対話はもちろん重要ではありますが,何も決まってはおりません。

北朝鮮の核実験関連

【朝日新聞 安倍記者】週末に米国が戦略爆撃機のB52を韓国で低空飛行させました。中国は緊張を高めないようにということなどの反応がありますけれども,日本の立場としてこの行為についてどのように評価されるのでしょうか。

【岸田外務大臣】10日になりますが,米国は今般の北朝鮮による核実験を受けて,B52爆撃機が韓国の烏山(オサン)在韓米軍基地付近を低空飛行した旨,発表したと承知をしています。日米間におきましては,今回の北朝鮮による核実験について緊密に連携してきており,7日に実施した日米首脳電話会談においても,両首脳は米国があらゆる手段を用いて日本を防衛するコミットメントをしっかりと再確認いたしました。
 この地域の平和及び安全にとって,米国の拡大抑止,これは不可欠です。今回の飛行は,この地域の平和及び安全に対して役割を果たすとの米国の強い意思の表れであると理解をしています。

日米韓次官協議

【テレビ朝日 千々岩記者】16日の日米韓の次官級協議ですけれども,北朝鮮の話が当然メインにはなると思うのですが,もしこれがなければ当然,南シナ海とか日韓の関係改善を受けた日米韓の連携の強化とか,そうしたことも主要テーマになると思うのですが,ほかのテーマについてもちょっと教えてください。

【岸田外務大臣】16日の日米韓次官協議については,まずは北朝鮮の核実験問題に関する情報交換や意見交換があり,日米韓の連携を確認する,これが重要であると考えています。ただ,あわせてそれ以外の地域情勢についても意見交換は行われるのではないかと想像はいたします。いずれにせよ,今の段階で何をしゃべり,何をしゃべらないかということは何も決まっていないのではないかと思います。

このページのトップへ戻る
記者会見へ戻る