記者会見

岸田外務大臣会見記録

(平成27年5月12日(火曜日)8時48分 於:官邸エントランスホール)

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北朝鮮松茸の不正輸入

【TBS 深井記者】今朝ですね,朝鮮総連の許宗萬(ホ・ジョンマン)議長の次男らが外為法違反で逮捕されましたけども,日朝協議に与える影響をどのように考えておられますか。

【岸田外務大臣】ご指摘の件につきましては,本日警察におきまして,北朝鮮から松茸を不正に輸入したとして被疑者3人を逮捕したものであると承知をしております。警察においては,法と証拠に基づいて捜査を進めているものと承知をしております。
 そして日朝関係に対する影響というご質問ですが,ご指摘の点につきましては警察において,法と証拠に基づいて捜査をしているものであり,一方,日朝関係については,我が国は(昨年)5月の日朝合意に基づいて誠実に対応しております。
 是非,北朝鮮側にも日朝合意に基づいて,特別調査委員会における調査を迅速に行い,そして速やかに正直に通報してくることを求めたいと思います。

【TBS 深井記者】前回の3月の議長の自宅の家宅捜索の際に,北朝鮮側が反発をしておりまして,今回も一層反発を強めてくる可能性もありますけれども,政府として,この日朝協議が暗礁に乗り上げてしまうのではないかという懸念をお持ちではないでしょうか。

【岸田外務大臣】警察は法と証拠に基づいて捜査を進めていると承知をしております。一方,日朝関係につきましては,先ほど申し上げましたように,(昨年)5月の日朝合意に基づいてしっかりと物事を進めていかなければなりません。
 我が国はしっかり対応していきます。北朝鮮にも対応を求めます。その方針は,全く変わりはありません。

CV-22オスプレイの横田飛行場配備

【TBS 深井記者】続きまして,横田基地へのオスプレイ配備ですけれども,オスプレイに関しては,開発段階から安全性等に不安視される声もありますけれども,また,住民の中にも心配する声も上がっているかと思うのですけれども,政府としてどのように対処し,説明していくお考えでしょうか。

【岸田外務大臣】まず,ご指摘のCV-22オスプレイの配備につきましては,米国側から接受国通報があり,米国側が公表したということと承知をしております。
 そして,まず,この配備につきましては,日米同盟の抑止力,あるいは対処力を向上させることにつながり,またアジア太平洋地域の平和や安定にも資するものであると考えておりますが,ただ周辺の自治体等に対しましては,政府として丁寧に説明を行い,そして理解を得るべく,引き続き努力をしていかなければならないと思います。

ケリー米国務長官の訪露

【テレビ朝日 藤川記者】アメリカのケリー国務長官がロシアを訪問してプーチン大統領,ラヴロフ外相らと会談するということなんですけれども,この件についての受け止めと,岸田大臣ご自身のロシア訪問については,どのように調整されているかということをお聞かせ下さい。

【岸田外務大臣】ケリー長官のロシア訪問ですが,米露間における対話というのはウクライナ問題を平和的・外交的に解決するという点などにおいても重要であると考えます。こうした対話は注視していきたいと思います。
 その上で,日本の外務大臣訪露についてですが,これについては今後様々な状況を勘案し,総合的に判断していくべきものであると考えます。現時点ではなにもまだ決まっておりません。

大臣の在任期間(戦後第10位)

【読売新聞 仲川記者】金曜日の閣議後の会見でも同じような質問がありましたけれど,明日で外相就任連続日数が歴代10位になるということですが,これまでの歩みを振り返るとともに,今後どういうことを更に取り組んでいきたいかをお聞かせ願えますか。

【岸田外務大臣】外相としての取り組みについては,原点を忘れることなく,引き続き努力を続けなければならないと思います。就任以来,外交の三本柱を掲げて,外交に取り組んできました。
 この三本柱を中心に,是非しっかりと毎日毎日努力を続け実績を積み重ねていきたいと考えています。

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