記者会見

岸田外務大臣会見記録

(平成27年1月30日(金曜日)8時42分 於:官邸エントランスホール)

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冒頭発言-シリアにおける邦人拘束事案

【岸田外務大臣】邦人拘束事案に関してでありますが,ヨルダンにおきましては,ISILに拘束されているヨルダン空軍パイロットの早期解放を求める集会,あるいはデモ等が発生しています。そして本日は金曜日です。金曜礼拝が行われる,さらには,本日はヨルダン・アブドッラー国王の誕生日であります。こういった状況を勘案して,在留邦人の安全確保のためにスポット情報を発出し,注意喚起を行いました。併せてヨルダン政府に対しまして,在外公館等の警備強化をこれから要請をいたします。

シリアにおける邦人拘束事案

【フジテレビ 藤田記者】犯行グループからは,毎日新たな要求が次々に出されているという印象を受けていますが,今朝,総理から新しく指示,先ほどの安全確保等,様々ありますけれども,総理から新しい指示等はございましたでしょうか。

【岸田外務大臣】今,事態は引き続き推移しておりますので,引き続き緊張感を持って対応するようにということでありました。

【フジテレビ 藤田記者】昨日,後藤夫人から新しいメッセージ,犯行グループからのメールを含めた,夫人が受けたメールが公開されましたが,そのメッセージについて政府はいつ頃から把握していたのでしょうか。

【岸田外務大臣】音声・ツイッター等でメッセージが発出されたこと,これは承知をしております。夫人とは緊密に連絡を取り続けております。

【フジテレビ 藤田記者】そのメッセージの中で,夫人は犯行グループからメールを受けていたという内容がありましたが,最後のメールと感じたので取材に応じるという形を取ったそうなんですけれども,犯行グループから最後の通告というようなメールを受け取ったという内容が含まれていたのですけれども,その内容を政府はいつ頃把握していたのでしょうか。

【岸田外務大臣】最後のメールというのはどのことを指しているのか,私(大臣)自身,今すぐには承知いたしませんが,11月に後藤健二さんが行方不明になってから後,政府としましては後藤夫人と緊密に連絡を取らせて頂いております。そして,これからも引き続き事態は推移しておりますので,後藤さん解放に向けて全力で取り組んでいきたいと考えています。

【フジテレビ 藤田記者】犯行グループは後藤夫人を利用して色々揺さぶりをかけているというような交渉もあるんですけれども,その辺は政府としてはどのように対応していますか。

【岸田外務大臣】犯行グループの意図については何か申し上げられるような立場に我々はありませんが,いずれにせよ引き続き無事解放に向けて努力をしていかなければならないと考えています。

【共同通信 蒔田記者】総理の引き続き緊張感を持って対応するように,というのはどの場面で言われたことなのでしょうか。

【岸田外務大臣】閣議後に総理・官房長官に最新の状況を報告いたしました。その時点です。

【時事通信 松本記者】日本政府として,ヨルダン政府と後藤さんの解放に向けて緊密に連携をされているという立場だと思うのですけれども,具体的に後藤さんの解放に向けてヨルダン政府側とどのようなやり取りをなさっているのか,また,日本側の協力要請に対してヨルダン側の反応,日本政府としてその辺の感触をどのように感じられているのでしょうか。

【岸田外務大臣】当然のことながら,具体的なやり取り,中身はここで公にすることは控えなければならないと思いますが,緊密にヨルダン政府とは連絡を取り合っています。そして,ヨルダン政府側からも日本側に対しまして情報共有あるいは意思疎通を図るために,協力をして頂いていると受け止めています。

【ロイター通信 久保記者】昨夜の時点から,何かしら公開できる新しい情報はありますか。

【岸田外務大臣】特別大きな報告すべきことはございません。

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