記者会見

岸田外務大臣会見記録

(平成25年10月1日(火曜日)17時20分 於:官邸エントランスホール)

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冒頭発言-APEC閣僚会議出席について

【岸田外務大臣】私(大臣)は,4日及び5日に開催されるAPEC閣僚会議に出席するため,インドネシア・バリを訪問予定です。
 今回のAPEC閣僚会議では,地域の貿易・投資の自由化や持続可能な成長など幅広いテーマについて意見交換が行われる予定であり,APEC域内の持続可能な成長や連結性の強化に向けた我が国の取組などを紹介しつつ,議論に貢献していく考えです。
 会議の期間中,インドネシアとの間で第5回目となります閣僚級戦略対話を行うほか,9月に就任したWTOのアゼベド事務局長などと会談を行う予定です。

日韓関係

【テレビ東京 山口記者】昨日,韓国の朴槿恵大統領が米国のヘーゲル国防長官と会談した際に,日韓関係について歴史や領土問題について後ろ向きな発言をする指導者のせいで信頼関係を築けないというような趣旨の発言をされたということですけれども,この発言の受け止めと直近でAPECがあるわけですけれども,日韓の首脳会談の見通しについてお願いします。

【岸田外務大臣】発言についての報道は承知しております。我が国は,今までも歴史問題等について,しっかりと取組み,そして,理解を得るべく説明をしてきました。こうした努力について,御理解をいただいていないとしたならば残念なことだと思っています。
 しかし,いずれにしましても日韓関係,これは我が国にとりまして,韓国は大切な隣国でありますし,基本的な価値観ですとか,利益を共有する大切な二国間関係だと思っております。引き続きまして,大局的な見地から,この二国間関係をしっかりとコントロールしていきたいと考えています。
 首脳会談の見通しについて,今のところ,何も決まっておりません。

日米2+2

【共同通信社 渡辺記者】明後日,日米の2+2が開催されます。集団的自衛権の問題が一つ焦点だと考えられていますけれども,大臣は,米国が日本が集団的自衛権の行使を容認することに期待されているとお考えになりますでしょうか。

【岸田外務大臣】まず,今回の2+2は東京において4閣僚が全て揃うという初めての2+2であり,歴史的な会合だと認識をしております。その際に,是非,我が安倍政権の安全保障政策については,しっかりと説明をしたいと思います。
 そして,説明をし理解を得るべくしっかり努力をしていきたいと思います。それに対して,米国側がどう評価するか反応するかを,今の時点で私(大臣)から申し上げるのは,控えさせていただきたいと思います。

【共同通信社 渡辺記者】現時点での米国の期待としては,どのように。

【岸田外務大臣】米国の考え,期待を会議の前に,私(大臣)から予断するのは適切ではないと思います。

副大臣・大臣政務官人事

【TBS 井本記者】昨日から,外務省の新体制が発足したかと思うのですけれども,官房長官,幹事長,人事の狙いをどのように受け止めて,今後どういうように外務省として副大臣,政務官とやっていこうという抱負がおありでしょうか。

【岸田外務大臣】人事の狙いについては,私(大臣)は十二分に承知をしておりませんが,適材適所,人材の活用という意味で努力をされた結果だと思っております。外務省に関して言えば国際感覚にあふれ,また,様々な見識を持つ優秀な方々に副大臣,大臣政務官に御就任いただいたと大変嬉しく思っています。是非,しっかりとコミュニケーションを図り一致結束して,我が国に課せられた外交上の課題に取り組んでいきたいと思います。

日韓関係

【NHK 渡辺記者】日韓関係ですけれども,相変わらず韓国側からああいった発言が出てくることについて,これは日本の努力だけではどうにもならない部分もあると思うのですが,韓国側に事情といいますか,どういうように見ていらっしゃるのでしょうか。こういった対日強行的な意見が出てくる背景は。

【岸田外務大臣】二国間の関係を進めていくにあたっては,まずは我が国もしっかり努力をしなければならないと思いますが,お互いに努力をすることが大事だと思っています。
 様々な個別の問題,また難しい課題はありますが,是非,共に努力をし大局的な見地から二国間関係を進めていきたいと思っています。

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