記者会見

岸田外務大臣臨時会見記録

(平成27年1月28日(水曜日)8時45分 於:本省中央玄関ホール)

シリアにおける邦人拘束事案

【岸田外務大臣】昨晩遅くツイッターで,後藤健二さんによるものとみられる音声メッセージと,ヨルダン人パイロットの写真を持った後藤さんと見られる画像が公開されました。政府としては,極めて厳しい状況の中で,後藤さんの早期解放に向け,ヨルダン政府に協力要請を行ってきており,今後ともその方針に変わりはありません。こうした政府の方針について,総理の指示に基づき,私から直ちに現地対策本部の中山副大臣に伝達しました。ヨルダン政府をはじめとする関係国と緊密に連携しつつ,引き続き,後藤さんの早期解放に向けて全力を尽くして参ります。
 
【記者】日本政府としてこの画像と音声を認識したのは何時だったのでしょうか。

【岸田外務大臣】我が方としては日本時間の27日午後11時頃当該メッセージと画像を確認いたしました。
 
【記者】今回のメッセージは日本にとってもヨルダンにとっても非常に厳しいメッセージだと思いますが,日本からヨルダンに対して,このように対応してほしいというようなお願いをすることはあるのでしょうか。

【岸田外務大臣】後藤氏の早期解放については,中山副大臣をはじめ,あらゆるレベルでヨルダン政府と緊密に連携をしてきております。総理の指示のもと,改めて協力を要請いたしました。
 
【記者】大臣から具体的に中山副大臣にどのような指示をなされたのでしょうか。

【岸田外務大臣】総理の指示,すなわち,政府としては極めて厳しい状況の中で,ヨルダン政府に協力を要請するとの基本方針は変わりない,こうした内容を伝達いたしました。
 
【記者】時間をまた新たに区切られたわけですが,日本政府としてはこの24時間という時間は,どこを起点としているというふうに捉えられているのでしょうか。

【岸田外務大臣】先程申し上げました,画像の確認は27日午後11時頃ということであります。いずれにしましても,我が国としましては,関係国とも協力しながら全力で早期解放に向けて努力をしていきたいと思っています。
 
【記者】交渉で例えば時間を延ばすとか,そういうことは可能なのか,それともこれはもう最後通牒だというふうに受け止めていらっしゃるのでしょうか。

【岸田外務大臣】今回のメッセージにつきましても,しっかり分析しながら,対応を検討していきたいと思っています。
 
【記者】メッセージの中では1対1の交換ということが述べられていましたが,日本政府としてこのことをどう分析,受け止めているのでしょうか。

【岸田外務大臣】これまでもヨルダン政府と緊密に連携しながら対応をして来ました。具体的な内容,やりとりについては今の段階では控えます。引き続き,ヨルダン政府とも,また,各国とも緊密に連携しながら対応していく基本的な方針は変わっていません。
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