記者会見

岸田外務大臣臨時会見記録

(平成27年1月29日(木曜日)0時18分 於:本省中央玄関ホール)

シリアにおける邦人拘束事案

【岸田外務大臣】本日は午前中,総理,官房長官に最新の状況を報告し,その後,官邸で開かれました緊急関係閣僚会議に出席を致しました。そして,昼時間に外務省で,緊急対策本部会合を開催致しました。そして午後は,参議院の本会議がありましたが,一時退席をし,ヨルダンの中山副大臣と電話で連絡を取り,報告を受け,そして指示を出しました。その後も,断続的にヨルダンの現地対策本部と連絡を取りながら,情報収集に努め,指示を出してきました。後藤さん解放に向けての努力を行いました。そして昨夜,後藤さんの映像を確認してから,すでに24時間が経過しております。本日この時点に至るまで,特段大きな動きがあったとの情報には接しておりません。厳しい状況は続きますが,後藤さんの解放に向けて,引き続き緊張感を持ってヨルダンと連携しながら,最善を尽くして参りたいと考えています。

【記者】大臣は本会議途中で退席されたわけですが,現地の方から局面が動く報告があったのでしょうか。

【岸田外務大臣】あの時間は現地の夜が明けた時間です。ちょうど現地と連絡を取りましたのが,現地の朝8時前ぐらいだったと思います。大切な1日が始まる前に現地としっかりと情報を確認した上で,本省から指示を出す,そのタイミングでありました。参議院の本会議の最中がそのタイミングにあたりましたので,お互い連絡を取り合って,この大切な1日のスタートを確認したということでありました。そして,その後は,本会議終了後,断続的に連絡を取り合い続けたということであります。

【記者】ヨルダン政府の方は拘束されているパイロットが解放されれば,リーシャーウィー死刑囚を釈放する用意があるとのことなのですが,このような方針について日本政府にも説明があったのでしょうか。

【岸田外務大臣】ヨルダン側とは現地対策本部等を通じまして,緊密に連携をし,意思疎通を図っています。ただ,具体的なやりとりですとか,ヨルダン側の発言について,私どもから何か申し上げるのは控えなければならないと思います。いずれにしましてもヨルダンとは緊密に連携していかなければならないと思っていますし,様々な情報につきましても,本当に多くの情報が飛び交っています。その情報につきまして,しっかり確認をし,それに対して対応を慎重に考えるといった作業はこれからも丁寧にやっていかなければならないと思います。

【記者】ヨルダン政府の考えについては,後藤さんの解放というのが条件に入っていないのですが,これについて日本政府としてはどうお考えなのでしょうか。

【岸田外務大臣】具体的な事柄について私の方から申し上げるのは控えなければならないと思います。
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