演説

金田外務副大臣演説

第11回日カリコム(カリブ共同体)事務レベル協議における金田副大臣冒頭挨拶(仮訳)

平成18年2月16日
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 ご列席のカリコム諸国代表及びカリコム事務局の皆様、
 皆様方の日本訪問に対し心より歓迎の意を表します。

 外務副大臣として、カリコム諸国政府及びカリコム事務局の代表、並びに我が国政府の代表が、こうして一堂に会し第11回日カリコム事務レベル協議を開催できることを誠に喜ばしく思います。

 カリコム諸国は、域内においては、単一市場の創設に代表されるような域内協力を強力に進めるとともに、国際社会においては、国連を始めとするさまざまな国際場裡で重要な役割を果たしてきております。今後とも、我が国とカリコム諸国との協力及び国際場裡での協力を発展させ、ますます強固な相互信頼の基盤を築き上げたいと考えております。

 我が国は、2000年11月の第1回閣僚レベル会合で採択された「21世紀における日カリコム協力のための新たな枠組み」基づく様々な協力イニシアチブの着実な実施に努めてきました。今回の事務レベル協議では、この「枠組み」に基づくこれまでの協力の成果を踏まえ、次の5年間の協力の方向性を示す「日カリコム共同行動計画」の内容を検討することとなっています。

 今回の会議の成果として、この行動計画の内容が確定できれば、我が国とカリコム諸国の協力関係および交流が一層推進されるものと確信しております。
 また、同時に、開催が延期されてきた第2回閣僚レベル会合が早期に開催され、同会合で「共同行動計画」が採択されることを望んでいます。

 今回の事務レベル協議でも過去の協議同様、活発かつ忌憚のない意見交換を通じ、実り多い成果がもたらされ日・カリコム関係が一層進展することを祈念し、私の挨拶とさせて頂きます。

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