外務大臣談話

令和6年7月27日
  1. 7月27日、第46回世界遺産委員会において、我が国が世界遺産に推薦した「佐渡島(さど)の金山」が世界遺産委員会の全委員国によるコンセンサスでユネスコの世界遺産一覧表に登録されたことを誠に喜ばしく思います。
  2. 「佐渡島(さど)の金山」は、世界で機械化が進む時代に、19世紀半ばの徳川幕府終焉頃まで行われていた伝統的手工業による金生産の最終発展段階を示す類い希な文化遺産として、素晴らしい価値を有しています。今般の世界遺産登録を心から歓迎するとともに、これを可能にした長年にわたる地元の皆様の努力に深甚なる敬意を表したいと思います。今回の登録を契機として多くの方が佐渡島を訪れ、「佐渡島の金山」の世界遺産としての価値が一層広く世界に知られ、評価されることを期待します。
  3. 今後とも、外務省として、世界中の方々に我が国の世界遺産の価値の理解が進むよう、関係省庁と連携し、取り組んでまいります。

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