外務報道官談話
ルワンダ共和国における大統領選挙について(外務報道官談話)
令和6年7月24日
- 我が国は、7月22日(現地時間同日)に、ルワンダ共和国において、2017年(平成29年)8月以来となる大統領選挙の最終結果が発表され、ポール・カガメ候補(Mr. Paul Kagame)(現職)が大統領に再選されたことに祝意を表します。
- 我が国は、ルワンダが、1994年(平成6年)のジェノサイド以降、国民の融和に取り組み、復興と発展を遂げたことに敬意を表します。ルワンダ共和国の安定と繁栄は、ルワンダが位置する大湖地域、ひいてはアフリカ全体の平和と安定にとって重要であり、我が国は、カガメ大統領の力強いリーダーシップの下、地域やアフリカ全体の平和と安定に向けた取組が一層推進されることを期待します。
- 我が国は、本年8月のTICAD閣僚会合、来年8月のTICAD9を見据え、水・衛生サービス、インフラ整備や農業をはじめとした幅広い分野における協力によって築かれた良好な二国間関係を一層強化していく考えです。
(参考1)大統領選挙概要
令和6年7月15日にルワンダ共和国大統領選挙が行われた結果、同国国家選挙委員会(NEC)は、7月18日に暫定結果、7月22日に最終結果を発表し、現職のカガメ候補が大統領に再選した。投票率は98.07%。投票結果は以下のとおり。
- ・ポール・カガメ(現職大統領、与党ルワンダ愛国戦線党首
- 得票数8,822,794、得票率99.18%
- ・フランク・ハビネザ(ルワンダ民主緑の党創始者兼党首)
- 得票数44,479、得票率0.50%
- ・フィリップ・ンパイマナ(無所属)
- 得票数28,466、得票率0.32%
(参考2)TICAD
TICADとは、Tokyo International Conference on African Development(アフリカ開発会議)の略であり、アフリカの開発をテーマとする国際会議。1993年以降、日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行及びアフリカ連合委員会(AUC)と共同で開催している。