外務報道官談話

令和7年12月8日
  1. 10月26日にカンボジア王国・タイ王国間で国境紛争に関する共同宣言が署名されたにもかかわらず、その後、相次ぐ軍事的措置により、両国間の緊張が再度高まっている状況を、我が国として深く憂慮します。
  2. カンボジアとタイの関係改善は、地域全体の安定と発展にとって不可欠であり、我が国は両国間の情勢の推移を懸念をもって注視しており、情勢をエスカレートさせ得る如何なる行動についても反対します。我が国は、両国に対し、10月26日の共同宣言の精神に則り、停戦合意の遵守、最大限の自制及び対話を通じた平和的解決を改めて求めます。
  3. 我が国としても、引き続き、米国やASEAN議長国であるマレーシアを始めとする関係国と連携しつつ、緊張緩和のための取組を進めていきます。

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