外務大臣談話

令和元年7月6日
1 本6日(現地時間同日),アゼルバイジャンのバクーで開催されている第43回ユネスコ世界遺産委員会において,我が国政府が世界遺産に推薦していた「百舌鳥・古市古墳群」が,世界遺産一覧表に記載されることが決定されたことを誠に喜ばしく思います。
 
2 この資産は,群として築造された墳墓の規模と形によって当時の政治・社会の構造を表現した古墳時代の文化を物語る傑出した証拠です。今般,古墳という日本列島独自の墳墓形式の顕著な例である同資産が世界遺産に登録されたことを大いに歓迎するとともに,今回の登録を契機として日本列島独自の歴史文化を物語る同資産の価値が一層広く世界に知られることを期待します。
 
3 今後とも,同資産を含めた日本の世界遺産について,世界中の方々に価値を御理解いただけるよう,対外発信を含め関係省庁と連携して取り組んでまいります。
 

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