外務報道官談話
イエメン政府と南部移行評議会のリヤド合意署名について
(外務報道官談話)
令和元年11月7日
1 日本政府は,11月5日(現地時間),イエメン政府と南部移行評議会との間で「リヤド合意」が署名されたことを,イエメンの安定に向けた重要な一歩として歓迎します。全ての関係者が,同合意を着実に実施し,イエメンにおける紛争の解決が早期に実現することを期待します。
2 また,日本政府は,合意成立に向けて重要な役割を果たしたサウジアラビア政府の仲介努力を賞賛します。
3 日本政府は,イエメンの人道支援に取り組んできており,今後も,中東の平和と安定の維持・強化に向け,関係国と連携しつつ,引き続き貢献していく考えです。
- 2019年8月のイエメン政府と南部移行評議会(STC)の衝突後,STCはアデン(暫定首都)を占拠。その後,サウジアラビア等による仲介努力が継続していたが,11月5日,両陣営はサウジアラビアのリヤドにおいて,リヤド合意に署名。近日中に両陣営による新政府が樹立される見込み。
- イエメン政府及びアラブ連合軍とホーシー派の間の紛争は引き続き継続している。/li>