外務報道官談話
モザンビーク共和国総選挙及びニュシ・モザンビーク共和国大統領の再選について
(外務報道官談話)
令和元年10月30日
1 我が国は,10月15日(現地時間)にモザンビーク共和国総選挙が平和裡に実施されたことを歓迎し,フィリッペ・ジャシント・ニュシ候補(H.E. Mr.Filipe Jacinto Nyusi)が大統領に再選されたことに祝意を表します。
2 我が国は,ニュシ大統領の力強いリーダーシップの下,モザンビーク共和国政府が引き続きグッド・ガバナンスを促進し,民主的なプロセスの強化を通じて,経済社会開発を進めること,また,特に北部地域の治安情勢を一層安定化させることを期待します。
3 我が国は,これまで鉱物資源エネルギー及びインフラを中心に様々な分野における官民一体の協力によって築かれた良好な信頼関係に基づき,今後もモザンビーク共和国との友好協力関係を一層強化していく考えです。
[参考]
(1)10月15日(現地時間),1994年に複数政党制が導入されてから6回目となる総選挙が行われた。
(2)10月28日,モザンビーク国家選挙委員会は有効票の精査を終えた後の暫定結果として,現職のニュシ大統領が73%の得票率を獲得した旨発表。また,与党モザンビーク解放戦線(FRERIMO)は70.78%の得票率を獲得し,議会第一党となる見込み。今後,憲法評議会による選挙結果の精査が行われ,12月末に最終結果が確定する。