外務報道官談話
ウィーンにおける襲撃事案について
(外務報道官談話)
令和2年11月3日
1 11月2日(現地時間)、ウィーン旧市街において発生した襲撃事案により、複数の死傷者が発生したことに関し、被害者及び御遺族に対し哀悼の意を表するとともに、負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げます。日本は、この困難に際して、オーストリア国民への連帯を表明します。
2 このような暴力行為はいかなる理由によっても正当化できず、我が国はあらゆる形態のテロリズムを断固として非難します。
[参考]
11月2日現地時間20時頃、ウィーン市旧市街のシュヴェーデンプラッツ駅近くで発砲によるテロ事件が発生。ウィーン市警察発表によれば、犯行は自動小銃を持った1名又は複数犯によるもの。これにより民間人4名死亡、17名負傷。犯人1名は警察官により射殺。射殺された犯人はISILの信奉者。警察は同犯人を人定特定の上、自宅を捜索。現地時間3日6時過ぎの時点で共犯者の可能性も含め引き続き警察による捜査が継続中。