外務大臣談話

カシミール地方の情勢について
(外務大臣談話)

平成31年2月28日

英語版 (English)

1 日本は,カシミール情勢の悪化を懸念します。

2 日本は,イスラム過激派組織「ジェイシェ・ムハンマド」が犯行声明を発出した,2月14日のテロ事件を強く非難します。パキスタンがテロ対策を一層強化することを求めます。

3 2月26日以降のインド空軍による攻撃,それに対するパキスタン空軍による反応から生じている緊張の高まりについては,インド・パキスタン双方が自制し,対話を通じて事態を安定化させることを強く求めます。

[参考]最近のカシミール情勢
(1)2月14日,インド北部のジャンム・カシミール州プルワマで,インド治安部隊の車列に爆弾を積んだ車が突っ込み,少なくとも44人が死亡。イスラム過激派組織「ジェイシェ・ムハンマド」が犯行声明を発出。

(2)同26日,インド空軍がパキスタン領空に侵入。インド側は,テロリスト訓練キャンプを攻撃したと発表。パキスタン側は,被害・犠牲者はない旨発表。

(3)同27日,パキスタン空軍が,インド・パキスタン管理ライン(LOC)を超えてインド側に侵入。インド側はインド軍の応戦により,パキスタン空軍機を撃墜した旨発表。また,パキスタン空軍は,インド側から侵入してきたインド空軍機を撃墜し,同空軍機のパイロット1名を拘束。

(4)インド政府は,2016年のインド軍基地襲撃(1月ウリで7名,9月パタンコートで18名死亡)についても「ジェイシェ・ムハンマド」の関与を疑っている。インドは2016年のテロに際して,LOCを超えて,パキスタンに対する局地攻撃を実施。


このページのトップへ戻る
外務大臣談話へ戻る