外務報道官談話

平成31年1月4日

1 昨年12月30日,バングラデシュで第11次総選挙が実施され,翌31日にバングラデシュ選挙管理委員会が開票結果を発表しました。

2 日本はバングラデシュ総選挙が,関係者の努力により主要野党の参加を得て実施されたことを歓迎します。一方で,政党関係者に多くの死傷者が発生したこと等,この選挙プロセスにおいて発生した様々な点について残念に思います。

3 日本は,バングラデシュ独立以来の伝統的友好国として,バングラデシュが民主的発展の道のりを歩み続けることを望み,今後も発展と繁栄に向けた取組を引き続き支援し,二国間関係を更に発展させていく考えです。

【参考】総選挙の結果概要 (12月31日バングラデシュ選挙管理委員会発表)
 全300議席の内,298議席の結果は以下のとおり。与党連合が288議席を獲得し,圧倒的多数派となった。残り2議席は公職選挙法に基づき,後日選挙。別途の女性留保枠(50議席)は各党の議席数に応じて,各党に比例配分される。

  • 与党連合  288議席
  • (内訳)アワミ連盟 259
    国民党(エルシャド派) 20
    労働党 3
    その他 6
  • 野党連合    7議席
  • その他独立候補 3議席

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