外務報道官談話
シリアにおける化学兵器使用報道について(外務報道官談話)
平成29年4月6日
1 4月4日(現地時間同日),シリア北西部のイドリブ県において,化学兵器が使用された空爆により多数の市民が死亡したとの報道に接し,深く憂慮しています。
2 化学兵器の使用が事実であれば,我が国として,これを強く非難します。関係国及び機関による事案の早急な真相究明を期待します。
3 化学兵器の使用はいかなる場合でも許されるものではなく,我が国は,全ての暴力の停止に向け,国際社会と連携していく考えです。
(参考)シリアにおける化学兵器使用報道
4月4日,シリア北西部イドリブ県において化学兵器が使用されたとみられる空爆があり、少なくとも83人が死亡,350人が負傷者したと報道されている。シリア政府は,国営シリア通信を通じて,化学兵器の使用を否定している。