外務報道官談話
ソマリアにおけるテロ事件について(外務報道官談話)
平成29年2月21日
1 2月20日(現地時間19日),ソマリアの首都モガディシュ市内のアバゲド市場にて爆発物を積んだ自動車が爆発し,多くの死傷者が発生したことに関し,ご遺族に対し心からの哀悼の意を表するとともに,負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げます。
2 日本は,従来から,国際社会と共に,あらゆる形態のテロリズムを断固として非難してきており,国際社会のテロとの闘いを支持してきています。我が国は,ソマリア連邦共和国政府及びソマリア国民に対し,強い連帯の意を表するとともに,2月8日に選出されたモハメド・アブドゥライ・モハメッド・ファルマージョ新大統領(H.E. Mr. Mohamed Abdullahi Mohamed Farmajo, President of the Federal Republic of Somalia)のもとで,ソマリアの平和の定着に向けた取組が一層進展することを期待します。
(参考)
在ケニア日本国大使館(ソマリアを兼轄)によれば,現地時間19日午後1時頃,アフリカ東部ソマリアの首都モガディシュの市場において,自動車テロによる爆発があり,39名が死亡し,約50名が負傷。本件爆発につき,これまでのところ,アル・シャバーブ等による犯行声明は出ていない。