外務報道官談話

平成27年1月30日

1 1月29日,エジプト・シナイ半島北部で,エジプト軍や警察の施設を標的とした襲撃事件が発生し,多数の死傷者が発生したことは極めて遺憾であり,亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに,御遺族に対し哀悼の意を表します。また,負傷者の方々に心からお見舞い申し上げます。

2 テロ行為はいかなる理由においても正当化できず,我が国は,あらゆる形態のテロリズムを断固として非難します。

3 我が国は,エジプトの治安が早期に安定することを期待するとともに,民主的社会の形成と発展,社会・経済の安定に向けた同国の取組を積極的に支援していきます。

(参考)
(1)現地報道によれば,1月29日,シナイ半島北部のエル・アリーシュとその近郊にある軍や警察の施設等十数か所を武装勢力が襲撃し,26名以上が死亡し,100名以上が負傷。

(2)なお,日本時間30日朝時点で在留邦人に被害等が出たとの情報はない。


外務報道官談話へ戻る