談話
アフガニスタン大統領選挙決選投票の実施について(外務大臣談話)
平成26年6月15日
1 6月14日,アフガニスタンにおいて大統領選挙決選投票が予定どおり実施されたことを歓迎します。また,厳しい治安情勢の中で投票所に赴いたアフガニスタン国民,投票の安全確保を担った治安部隊及び投票の実施に関わった全ての関係者に敬意を表します。
2 今後,開票・集計作業や不服申立てへの対応など最終結果発表までのプロセスが公正・迅速かつ平和裡に進められることを期待します。
3 我が国は,公正に選出された新大統領との間でも,引き続き協力関係を継続し,アフガニスタンの安定と発展に向けた努力を支援していく考えです。
(参考1)アフガニスタン大統領選挙
2014年4月5日,県議会選挙とともに大統領選挙(第1回投票)が実施された。5月15日に開票結果が発表されたが,過半数の票を獲得した候補がいなかったため,アブドッラー元外相(得票率45%)とガーニ前大統領顧問(同31.6%)の上位2候補による決選投票が6月14日に実施されることになった。今後の選挙関連日程は以下のとおり。
7月 | 2日 | : | 暫定結果発表 |
3日~4日 | : | 不服申立期間 | |
16日 | : | 不服申立審査結果の独立選挙委員会への提出 | |
22日 | : | 最終結果発表 |
(参考2)我が国が行った選挙支援
今回の選挙実施に必要な選挙関連用品の調達・供与と全国の投票所への輸送を支援するため,16億3,900万円の無償資金協力を実施。