外務報道官談話

令和3年9月13日
  1. 我が国は、9月10日(現地時間)に、ナジーブ・ミカーティ首相(Mr. Najib Mikati, Prime Minister, the Lebanese Republic)を首班とする新内閣が発足したことを受け、レバノン各派が対話と協議を通じて新内閣樹立に至ったことを歓迎します。
  2. 我が国は、レバノンの安定が中東の安定に不可欠との観点から、新しい内閣が、レバノンの政治的安定を実現し、レバノン国民に資する、経済分野や司法分野等での改革で具体的な成果を導き出すことを期待しており、そのための政府の努力を国際社会とともに引き続き支援していきます。

[参考]
(1)昨2020年8月の首都ベイルートでの大規模爆発事案を受け、当時の内閣が総辞職。その後1年以上にわたり組閣ができない状態が継続していた。
(2)ミカーティ氏はアウン大統領による首相候補の指名(7月末)を受け、9月10日に組閣案を大統領に提出し承認された。


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