外務大臣談話

令和3年2月1日
  1. 本日(2月1日)、ミャンマーにおいて、緊急事態が宣言され、民主化プロセスが損なわれる事態が生じていることに対し、重大な懸念を有している。また、本日拘束されたアウン・サン・スー・チー国家最高顧問を含む関係者の解放を求める。
  2. 日本政府は、これまで、ミャンマーにおける民主化プロセスを強く支持してきており、これに逆行する動きに反対する。我が国は、ミャンマーにおいて民主的な政治体制が早期に回復されることを、改めて国軍に対し強く求める。
  3. 在ミャンマー日本大使館を通じ、在留邦人に対して、情報提供、注意喚起の対応を行っているところであり、これまでのところ、在留邦人に被害等が出たとの情報はない。引き続き、ミャンマー側に対しても邦人の安全確保を要請しているところであり、邦人の安全には最大限の注意を払っていく。

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