外務報道官談話
アデン空港における攻撃事案について
(外務報道官談話)
令和3年1月1日
- 日本政府は、12月30日(現地時間)にイエメン南部のアデン空港で発生した攻撃を強く非難します。犠牲になられた方々の御遺族に心からの哀悼の意を表するとともに、負傷された方々の一日も早い御快復を祈念します。
- 日本政府は、改めて全ての関係者に対してイエメンにおける即時の停戦と政治的解決に向けた早期の対話開始を呼びかけます。
- 日本政府は、イエメンの人道支援に取り組んできており、今後も、関係国と連携しつつ、引き続きイエメンの平和と安定の実現に取り組んでいく考えです。
- 2020年12月30日午後(現地時間)、マイーン首相を含むイエメン新内閣の閣僚らが搭乗するサウジアラビア発航空機がイエメン南部のアデン空港に到着した直後、同空港敷地内で爆発が発生。
- 同30日付イエメン首相府発表によれば、この事案により民間人及び空港職員を含む少なくとも22名が死亡し、50名が負傷。同日、イエメン外務省は、当該爆発をホーシー派によるテロ行為として非難。