外務報道官談話

平成29年1月31日
  1. 1月30日(現地時間29日),カナダのケベック市において発生した銃乱射事件により,多くの死傷者が発生したことに関し,ご遺族に対し心からの哀悼の意を表するとともに,負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げます。
  2. テロはいかなる理由によっても正当化できず,我が国はこのようなテロ行為を断固として非難します。我が国は,カナダ政府及びカナダ国民に対し,強い連帯の意を表します。
[参考]
現地時間1月29日19時45分頃,ケベック州ケベック市にあるイスラム文化センター(Centre culturel Islamique de Quebec)で,イスラム教礼拝のために集まっていた人々に対し銃の乱射があり,6名が死亡,19名が負傷(うち5名は重傷)。
ケベック市警察から在モントリオール日本国総領事館への通報によれば,被害者には邦人は含まれていない。

少なくとも2名の覆面をして侵入した男が犯人とみられ,ケベック市警察はアレクサンドル・ビソネット容疑者(Alexandre Bissonnette,ケベック市出身,27歳,男性,ラバル大学学生)の身柄を拘束。警察は本件をテロ事件として捜査中。

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