外務報道官談話

平成30年8月16日
  1.  我が国は,最近,アフガニスタン・イスラム共和国においてテロ事件が継続していることを深く憂慮します。とりわけ,8月15日(現地時間同日),首都カブールの教育センターにおける自爆テロによって,同国の未来を担う若者を中心として,多くの死傷者が生じたことに,強い衝撃と悲しみを覚えます。我が国は,テロによって亡くなられた方々及び御遺族に対して哀悼の意を表します。また,負傷された方々の一日も早い回復を祈念します。
  2.  テロはいかなる理由によっても正当化できず,我が国はこのようなテロ行為を断固として非難します。
  3.  我が国は,アフガニスタン政府及びアフガニスタン国民に対し,強い連帯の意を表するとともに,これまで実施してきている開発支援や警察支援等を通じて,アフガニスタンの安定のために国際社会と連携しつつ,引き続き協力していきます。
  4.  [参考]
     アフガニスタンでは,最近,国内各地で,反政府勢力によるテロ事件が頻発している。とりわけ,8月15日(現地時間同日),首都カブールの学校(大学進学の準備を行う学校)で発生したテロ事案では,報道によれば48名が死亡,67名が負傷した。


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