外務大臣談話
「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」のユネスコ世界遺産一覧表への記載決定について
(第41回ユネスコ世界遺産委員会における審議結果)(外務大臣談話)
平成29年7月9日
- 本9日(現地時間同日),ポーランドのクラクフで開催されている第41回ユネスコ世界遺産委員会において,我が国政府が世界遺産に推薦していた「『神宿る島』宗像(むなかた)・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産全8件が,世界遺産一覧表に記載されることが決定されたことを誠に喜ばしく思います。
- 古くから神聖な祭祀の場とされてきた沖ノ島は,我が国の古代の国際交流の歴史を示す多くの品々が手つかずの状態で残されている,世界にも類を見ない島です。国際交流を通じて世界の安寧を志す外務大臣として,今回の登録を心から歓迎すると同時に,古代から続く同遺産群の文化的伝統を現代まで連綿と受け継ぎ守ってきた地元の皆様に深甚なる敬意を表したいと思います。
- 今後とも,同資産を含めた日本の世界遺産について,世界中の方々に価値をご理解いただけるよう,対外発信を含め関係省庁と連携して取り組んでまいります。