外務報道官談話

平成29年11月16日
  1. 我が国は,ジンバブエ共和国の首都ハラレにおける情勢を注視しています。
  2. 我が国は,事態が暴力に発展することなく平和的に解決されることを期待します。

[参考]ジンバブエ共和国首都ハラレにおける軍展開

  1. 15日未明(日本時間同午前),首都ハラレの国営放送局ZBCが国防軍兵士らに占拠された。
  2. 15日午前3時(日本時間同午前10時),国防軍報道官はZBCの番組で声明を発表し,今回の措置はジンバブエの社会経済問題の元凶となる犯罪行為を働いた者のみをターゲットにしたものであり,ムガベ大統領を排除しようとするものではない,ムガベ大統領とその家族は無事であり,安全も保証されている旨発言。
  3. 報道によると,国防軍は,カスクウェレ地方行政・地方開発・住宅大臣,モヨ高等教育・科学・技術大臣,チョムボ財務・経済開発大臣及びズワオ公共事業・労働・社会福祉大臣を拘束。ムガベ大統領は自宅に監禁されている。
  4. 15日,ズマ南アフリカ大統領が声明を発表し,ムガベ大統領と電話会談を行い,同大統領が健在であることを確認した旨明らかにした。

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