談話

北朝鮮による「人工衛星」と称するミサイル発射に関する国連安保理決議の採択について

平成25年1月23日

  1.  1月23日朝(ニューヨーク時間22日午後),国連安全保障理事会が,決議第2087号を全会一致で採択し,2012年12月12日の北朝鮮による「人工衛星」と称するミサイル発射に関し,国際社会の断固たるメッセージとしてこれを非難し,制裁を強化する措置を決定したことを高く評価します。
  2.  我が国としては,関係各国が自制を強く求めてきたにもかかわらず,北朝鮮が発射を強行したことは,国際社会の平和と安定を損なう安全保障上の重大な挑発行為であり,一連の安保理決議に明白に違反するのみならず,2012年4月の安保理議長声明とも相容れないものであって,容認できるものではなく,極めて遺憾なものと受け止めています。そのため,我が国は,国連安保理が断固たる対応をとるよう米国,韓国を始めとする関係国とあらゆるレベルで緊密に協力してきましたが,その結果として,我が国の考えが多く反映される形で,今般,安保理決議の採択に至ったことを歓迎します。
  3.  今般採択された決議では,北朝鮮による発射を安保理決議違反と認定し,非難するとともに,制裁対象の追加,金融面での措置等について,これまでの一連の安保理決議で定められた制裁措置を拡充・強化し,実効性を高める強い内容が含まれるものになりました。我が国は,他の国々と連携しつつ,この安保理決議を実効あらしめるよう,適切に対応していく考えです。
  4.  我が国としては,北朝鮮に対し,国際社会の断固たるメッセージを重く受け止め,今般採択された安保理決議をはじめとする一連の安保理決議を誠実かつ完全に実施し,更なる発射や核実験を含む挑発行為を決して行わないことを強く求めます。我が国は,拉致,核,ミサイルといった北朝鮮を巡る諸懸案の包括的解決に向けて,国際社会と緊密に連携し,引き続き積極的に取り組んでいく考えです。


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